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 大阪府の松井一郎知事は9日午後、大阪府庁で定例記者会見を行い、万博誘致に向け今月14~16日に博覧会国際事務局(BIE)総会出席のため、フランス・パリへ出張することなどを発表し、今回は自身が同会でプレゼンテーションは行わないことなどを明かした。

【中継録画】松井一郎・大阪府知事が定例会見(2017年11月9日)

戦略ばらすとマイナスなので秘密

[写真]定例会見で報道陣の質問に答える大阪府の松井一郎知事=9日午後、大阪府庁で

 この出張は、2025年の大阪、関西での国際博覧会実現に向け、オールジャパン体制で誘致活動を行っている「2025日本万国博覧会誘致委員会」の役員が、フランスで開催されるBIE総会に出席するもの。この会には、同委員会会長代行を務める松井知事をはじめ、委員会会長代行で関西経済連合会会長の松本正義氏、同委員会副会長の吉村洋文市長らも出席する。

 6月に行われた同総会では、松井知事自らが英語でプレゼンテーションを行い関西をPRするなどしていたが、9日の会見で松井知事は報道陣からの「今回はどのようなPRを」との問いに対し「今回はプレゼンをやらない」と答え「加盟各国の皆さんとは接触の機会をもって万博開催を働きかけていきたい」と話した。ただプレゼンは行わないが、懇談の場においては自身が日本万博の中身の説明をしたいと思っていることを明かした。

 ただ「どういった地域の人と接触したいか?」「だれがプレゼンを?」という問いに対しては「戦略をここでばらすとマイナスも生じるので秘密」「経産省はサプライズのものになるかとおもうけど、僕はだれがやるかは秘密にしております」などと報道陣の質問を煙に巻いた。

 そして「万博誘致について、関西以外では盛り上がっていないのでは?」という質問に対しては「決まってからのほうが盛り上がる。東京でのオリンピック誘致の時は『東京頑張ってるなぁ』とくらいしか当時、僕自身が盛り上がってるとは思わなかったけど、日本でやれるんだと広がってきている。万博も決まれば、全国で盛り上がっていくんかな」と述べた。

G20・インテックス大阪は品質愛知に負けない

 報道陣からは、大阪府が2019年、日本で初開催される主要20か国・地域(G20)首脳会議の誘致に乗り出したことについての質問も相次いだ。
 
 大阪府は会場について「インテックス大阪」(大阪市住之江区)を軸に検討しているが、愛知が中部空港(同県常滑市)がある空港島に建設中の大型展示場を会場として、すでに名乗りを上げている。

 この点について報道陣が質問すると「インテックスはたしかに歴史積み重ねてますけど、中を改装すれば十分やれる話。品質というのは十分愛知に負けないものをつくれるとこう思ってます」「インテックスが会場として資格が十分なのかを政府に確かめた上で返事をもらっている。会場の設備やキャパで否定されることはないと思う」などと話していた。

 また、改装についてどれくらいの規模か?との質問に対しては「これは国との役割分担もあるので、今の時点で具体的な予算を考えているわけではありません」とした上で「世界各国首脳がくるわけですからね。壁紙が破れてるとかは具合悪い」「内装についてはそれほど大きな予算はかからないんじゃないかなと思ってます。前面見直しということはありません」などと答えた。

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