都市再生機構(UR)は21日、大阪市北区の「うめきた2期地区」で開発事業者の公募を始めたと発表した。大阪市の吉村洋文市長は同日午後に行われた定例会見でこの件に触れ「大阪全体、関西全体に影響するエリア。どういうふうにしていくのかは非常に重要」と述べた。

【中継録画】大阪・吉村洋文市長が定例会見(2017年12月21日)

「みどり」と「イノベーション」の融合拠点

[写真]うめきた2期地区開発事業者の募集開始された=21日午後、大阪市北区で

 URによると、申し込み対象者は2013年10月に実施した1時コンペの優秀提案者20者を含む民間事業者。募集要領配布期間は2018年1月26日までで、申し込み受付は同年5月21、22の両日となっている。同年7月下旬には事業者決定を予定している。

 都市空間、都市公園などの「みどり」、まちのマネジメントなど、うめきた2期のコンセプトである「『みどり』と『イノベーション』の融合拠点」の実現への提案を求める。

大阪だけじゃなくて関西の成長に非常に重要な拠点

[図]うめきた2期地区 基盤整備事業概要図(提供:都市再生機構)

 吉村市長は同日行われた会見で「大阪最後の都心の一等地、大阪だけじゃなくて関西の成長に非常に重要な拠点」「緑を真ん中にどかんと置いて、民間の方に新たな産業サービス、イノベーションを生み出す中核機能を生み出すことを目標にしている。目標実現のために議論を重ね、ようやくまとまった」と話した。

都心に緑を配置はエリアの価値が高い

[写真]定例会見でうめきた2期区域開発のスケジュールについて話す吉村洋文市長=21日午後、大阪市役所で

 報道陣からの「市長は『みどり』と『イノベーション』の融合拠点について、どう考えますか」の問いに対し、吉村市長は「大阪市だけの話じゃなくて、大阪全体、関西全体に影響するエリアです。世界の大都市をみてもニューヨークのセントラルパークもそうですが、非常に力のある都市というのは中央に緑があって、もちろんセントラルパークとうめきたは規模が違いますが、コンセプトとしては都心に緑を配置するということは、都心を中心としたエリアの価値が高い」と話した。

 また「金額を重視するんじゃなくて、提案の中身を重視したいと思っている」「公園も含めた全部提案してくれというもので公園も民間で管理をお願いしたい。もっとも緑とイノベーションということで提案力の高いものを期待したい」と話していた。

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