動かへんて思てた?──。ドン・キホーテ道頓堀店(大阪市中央区)に設置され、長年休止していた観覧車、通称「えびすタワー」が今月19日、約10年ぶりに営業を再開する。

【拡大写真】10年前の道頓堀付近の空撮写真でもひと目でわかる「えびすタワー」

高さ77.4メートル、長円形の珍しい観覧車

[写真]今月19日に営業を再開するドン・キホーテ道頓堀店の観覧車「えびすタワー」=15日午前、大阪市中央区で(撮影:柳曽文隆)

 同店によると、えびすタワーは、同店の大看板として2005年3月に開業。高さ77.4メートル、長円形(ちょうえんけい)の珍しい観覧車として多くの人が利用していた。しかし、2008年6月にレールに不備が見つかったとして営業を休止していた。

利用者から再開を望む声

[写真]乗車する時は座席が180度回る=15日午前、大阪市中央区で(撮影:柳曽文隆)

 最近、同店利用者にアンケート調査などを行ったところ「観覧車に乗ってみたい」という意見が多かった。

 ドン・キホーテ西日本営業本部長の坂元康之さんは「お客様から再開を望む声をたくさん頂きまして、安全対策を講じて営業再開を決めました」と語る。

 また、ドン・キホーテシェアードサービス設計部長の岩本弘幸さんは「長い月日をかけて安全対策を講じました。改修費用は2億5千万円でした。冷暖房もついています」と話していた。

休止する前には建っていなかった『あべのハルカス』が見えます

[写真]ゴンドラ内には1台ずつ違ったイラストが描かれている。営業休止前にはなかった、あべのハルカスも見えた=15日午前、大阪市中央区で(撮影:柳曽文隆)

 15日午前、報道関係者向けの試乗会が行われた。計32台のゴンドラの内側は、1台ずつ違った縁起物を描いたイラストが施されている。

 西日本営業本部長の坂元さんは「休止する前にはまだ建っていなかった『あべのハルカス』が見えます。後ろの小窓からは梅田方面も見えて楽しいです。南海なんば駅周辺もずいぶん変わったと思います」と笑顔で話していた。

 同店周辺では観覧車が動いていることに気づき、写真撮影を楽しむ人の姿も多くみられた。大阪市浪速区から20代の男性は「動いていたので驚いた。子どものころ、母親と乗った思い出があります。ただ光っているだけと思ってたけど良かったですね」と話していた。

 営業時間は午前11時~午後11時。1台4人乗りで、1周約15分。料金は1人600円となっている。

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