19日は高気圧に覆われ青空が広がった近畿地方。そんな晴天のもと、大阪市北区のグランフロント大阪付近では、朝から多くの人が仕事場へと向かう光景が見られた。ちょうど1か月前、このグランフロント大阪と梅田スカイビル方面を結んでいた「梅北地下道」が約90年の歴史に幕を閉じた。現在はどのようになっているのだろうか。

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幅も広くなったので歩きやすくなった

[写真]左が2017年12月19日に撮影した梅北地下道東側入り口付近。右が19日に同じ場所を撮影したもの=大阪市北区で

 都市再生機構(UR)の発表によると、梅北地下道は1928年に開通。閉鎖時には道幅は約4メートル、全長は約200メートルあった。昨年12月19日に東側の150メートルを閉鎖。西側の残り50メートルは、JR東海道線支線の地下を通るために残された。

 あれから1か月、地下道のかわりに用意された地上の歩道が多くの人に利用されている。

 時々この歩道を利用するという大阪市福島区の男性(77)は「長年、地下道を使っていました。地上になった時は違和感を覚えました。しかし、歩行者用と自転車用の道ができて幅も広くなったので歩きやすくなった。大阪駅にも行きやすくなった気がする」と話していた。

「地下道があったことを昔に感じます」

[写真]グランフロント大阪と梅田スカイビルを結ぶ歩道=19日午前、大阪市北区で

 仕事帰りの大阪市西区の男性(49)は「もう1か月経ちましたか。地上の歩道を利用していると、もう地下道があったことを昔に感じます。慣れるのは早いものですね。道沿いに昔の大阪駅周辺の写真が展示されているので懐かしいです。これから、もっと変わるんでしょうね」と話していた。

 URによると、うめきた2期再開発でJR東海道線支線が地下化されたあとは、2024年ごろに地上線路を撤去。地上を歩行者が通れるようになると、残りの地下道も閉鎖されることになっている。

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