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 高校バレーボールの日本一決定戦「春の高校バレー」(第70回全日本バレーボール高校選手権大会)で、金蘭会高校(大阪市北区)が3年ぶり2回目の全国制覇を成し遂げた。あの感動から約2週間。同校を訪ね、メンバーに今大会の話を聞いてみた。

【拡大写真と別の動画】全国制覇で活躍をみせた1~2年生もインタビュー

上下関係があまりなく、縦横の関係がしっかり

[写真]春高バレー全国制覇を成し遂げた金蘭会高校(写真:西村尚己/アフロスポーツ)

 今大会では、準決勝で昨年の覇者、下北沢成徳(東京)戦を制し、決勝戦では総体覇者の東九州龍谷(大分)に勝利し全国制覇を果たした。

 「うれしい気持ちが大きいです。支えてくれた方々がいたからこそなれた日本一だと思います」と語るのは、林琴奈主将(3年)。

 「このチームは上下関係があまりなくて、縦横の関係がしっかりしている仲がいいチーム。チームがひとつになってまとまらないと勝てないので」と話す林主将はチームを引っ張り、3年間の集大成を全国制覇で飾った。

[写真]MVPを獲得した金蘭会高校・林琴奈主将(写真:西村尚己/アフロスポーツ)

 そして、今大会ではMVPを獲得。「獲れたことはうれしいですけど、自分だけが頑張ったのではなくて、みんなが頑張ってくれたからこそ獲れた日本一。みんなが輝いていました」と謙虚に語ってくれた。

 今後の夢については「バレーの世界でしっかりと選手として活躍できたらいいと思います」と笑顔で話していた。

教員免許を取って、この学校に戻ってきたい

[写真]大会を振り返る佐藤優佳選手=大阪市北区で(撮影:柳曽文隆)

 同じく3年生の佐藤優佳選手は「1年生の時にユニホームも着てなかったころは夢の舞台だったので憧れで終わっていました」と入学したころを振り返った。

 そして「3年生になってユニホームを着させてもらえるようになって、寝る前とか『ユニホームを着ている以上ヘタなことはできない』と、毎日自分でプレーやコートに入ったことを考えて寝ていました」と振り返った。

 優勝した時は、3年生が集まって「3年間いろいろあったね」「朝の練習とか頑張ったね」と帰り道や宿舎で語りあい、涙したという。

 将来は「このチームは先輩方を温かく迎える感じがあります。自分も大きくなって、教員免許を取って、この学校に戻ってきて、後輩にバレーを教えたいです」と力強く語っていた。