推定48歳、国内で4番目に高齢

[写真]死んだラニー博子。天王寺動物園で唯一飼育されていたアジアゾウだった2017年12月10日撮影(提供:天王寺動物園)

 天王寺動物園(大阪市天王寺区)で唯一飼育していた雌のアジアゾウ、ラニー博子(推定48歳)が25日、死んだ。国内で4番目に高齢のアジアゾウだった。

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1970年の大阪万博開催を記念しインド政府から贈られた

[写真]来園時のラニー博子。1970年の大阪万博開催を記念し、インド政府から贈られた(提供:天王寺動物園)

 同園の発表によると、ラニー博子は昨年夏ごろから両前足の化膿(かのう)が進行し、歩くのに支障をきたしていた。今月23日から展示場に出なくなり、24日午後には座り込んだ後、立ち上がることができなくなり、25日午後5時2分に死んだことが確認された。死因は立ち上がることができなくなったことに起因するものと考えられるが、現在調査中だという。

 ラニー博子は1970年5月3日に来園。同年に開催された大阪万博を記念し、インド政府から贈られた。2014年に雌の春子が推定66歳で死んだ後は、唯一のアジアゾウとして人気を博していた。

 同園では26日から1か月間にわたり、ゾウ舎の屋内展示室に献花台を設ける。