7種類26羽のペンギンの赤ちゃんが誕生

[写真]キングペンギンの赤ちゃん(提供:アドベンチャーワールド、1月21日撮影)

 和歌山県白浜町の動物園や遊園地があるテーマパーク「アドベンチャーワールド」で昨年秋から今年1月にかけ、7種類26羽のペンギンの赤ちゃんが誕生するベビーラッシュとなっている。広報担当者は「(今なら)キングペンギンの子育ての様子を間近で観察することもできます」としている。

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キングペンギンの子育ての様子がみられる

[写真]キングペンギンの赤ちゃんの子育ての様子を間近で観察できるという(提供:アドベンチャーワールド、1月21日撮影)

 アドベンチャーワールドによると、最近ではキングペンギンの赤ちゃんが2羽誕生。成長すると胸元や頭部に、鮮やかな黄色い模様が出てくるため「世界で最も美しいペンギン」といわれているという。

 現在は、このキングペンギンの子育てを、同ワールドの「ペンギン王国」でガラス越しながら、間近に子育てシーンを観測することができる。

 また、昨年秋からエンペラーペンギンや、アデリーペンギンをはじめ、計7種類26羽のペンギンの赤ちゃんが誕生。こちらも、赤ちゃんの愛らしい姿がみられる。

1990年、ペンギンプロジェクトが始動

 アドベンチャーワールドでは、8種類400羽を超えるペンギンが飼育されている。1978年に開園した際はフンボルトペンギン、イワトビペンギンの飼育が行われていた。

 1990年、自然界で暮らすペンギンの繁殖群を再現するために「ペンギンプロジェクト」が始動。以来、本格的な飼育と繁殖研究を行っている。これまでにアデリーペンギン、ヒゲペンギン、ジェンツーペンギン、キングペンギンの繁殖実績を積んできた。

 また、現在では自然繁殖では特定の遺伝子にかたよる問題もある。長期にわたり個体群を維持するため多様な種における人工授精技術が必要とされていることから、同県紀の川市の近畿大学生物理工学部とキングペンギンの人工授精の技術確立に向け共同研究を行っている。

 今回生まれたキングペンギンは、自然繁殖だった。