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 奈良市の東大寺の大仏殿で8日夜、観相窓が開扉された。奈良の大仏として知られる国宝で本尊の「盧舎那仏坐像(るしゃなぶつざぞう)」の顔が見え、多くの人が訪れて手を合わす光景が見られた。

瑠璃色の星々輝く 奈良で恒例の「なら瑠璃絵」短冊に願いも

[写真]東大寺・大仏殿の「観相窓」開扉。手を合わせる人の姿が多く見られた=8日午後8時25分ごろ、奈良市で(撮影:柳曽文隆)

 同寺によると、観相窓の開扉は盂蘭盆(うらぼん)の最終日である8月15日の夜など限られている。今回は、奈良公園などで行われているイベント「なら瑠璃絵」に合わせ、夜間特別拝観として行われている。南大門や大仏殿のライトアップのほか、金剛力士像のライトアップも行われている。

 貴重な光景に「大仏が見える」「初めて見た」という声があちらこちらから聞かれる。奈良市から来た20代の女性は「東京の友達が来たので連れて来ました。ここに来るだけでもうれしいのに、こんな珍しい光景を見ることができてうれしいと言ってくれてます」と笑顔で話していた。

[写真]東大寺・大仏殿の「観相窓」開扉=8日午後8時25分ごろ、奈良市で(撮影:柳曽文隆)

 また、奈良市から来た30代女性は「大仏様の顔をみると、いつも私たちの奈良を見守ってくださってると改めて思いました。この光景はいつも見られるものではないので、しっかりと見ておきます」と話し、手を合わせていた。

 この観相窓が開扉は14日まで行われる。大仏殿は中門の外側からの拝観で時間は午後8時半まで。金剛力士像のライトアップは同9時まで行われている。

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