[写真]大阪ガスは新たにグループブランド「Daigasグループ」を導入。ロゴマークも制作された=大阪市中央区で

 大阪ガス(本社:大阪市)は8日、新たにグループブランド「Daigasグループ」を導入すると発表した。ガスや電気だけではない、大阪ガスグループ事業の総合力を象徴している。これまで使用してきた「ハートマーク」ロゴの親しみやすさはそのままに、「長期経営ビジョン 2030」の実現に向けて、グループ社員として胸に刻むべき想いをシンボル化し、一体感を高め、これを社内外に宣言するという決意の表れだ。

ビジョンの実現に向け、全体で進んでいくという想いを込めて

[画像]大阪ガスが新たにグループブランド「Daigasグループ」を導入。新しいロゴも発表された(提供:大阪ガス)

 「長期経営ビジョン 2030」は、大阪ガスが「2030年度までに目指す姿」をまとめ、昨年3月に発表した。国内事業に加え、LNG(Liquefied Natural Gas=液化天然ガス)の安定的・経済的な調達を目指す中で培ったノウハウを活用し取り組んでいる海外エネルギー事業をさらに進め、2017年度の連結経常利益640億円を、2030年度には約3倍に増やすという。
 
 大阪ガスは2017年12月末現在で、154社に及ぶグループ会社を擁する。ガスや電力といったエネルギー事業は広く知られているが、それ以外の事業も数多く展開している。

 大阪ガスには、「大阪ガスケミカルグループ」「オージス総研グループ」「大阪ガス都市開発グループ」という3つのグループがある。

 「大阪ガスケミカルグループ」は、スマートフォンのカメラ用レンズや液晶ディスプレイの素材、浄水場や下水処理場で使われる活性炭を製造・販売。「オージス総研グループ」は、金融分野に強みを持つ企業と連携し、エネルギー分野で培ってきたIT技術を活用。「大阪ガス都市開発グループ」は住まいやオフィスの開発や供給、分譲・賃貸マンション事業などを行う。それぞれ、中核会社として位置付けており、大阪ガスグループの収益基盤を支える上で大きな役割を果たしている。

 「長期経営ビジョンは、大阪ガス本体だけが頑張っていても実現できません。そこで、グループ全体で盛り上げて、このビジョンの実現に向けて全体で進んでいくという想いを込め、新しいグループブランドの導入が決まりました」と大阪ガス広報部長の桑原千香さんは話す。