19日からヘッドマークを付けた車両の運行

[写真]114年間の感謝を込めたヘッドマークを装着した車両もみられる(提供:大阪市交通局)

 114年間の感謝を込めて──。大阪市交通局は4月の民営化を前に19日から「市営交通ご愛顧ありがとうキャンペーン」を実施する。市営交通としての最終日まで、利用者への感謝の気持ちを込めてヘッドマークを付けた車両の運行やパネル展などを行う。

大阪地下鉄の愛称「Osaka Metro」に 民営化後のロゴも発表

1903年の開業以来、114年続いた歴史に幕

 4月1日からの民営化に伴い、大阪市営地下鉄は「Osaka Metro」、大阪市営バスは「大阪シティバス」として新たに出発する。市営交通は今月31日で終了し、1903年の開業以来、114年続いた歴史に幕を閉じる。

 それを受け、同局では19日から地下鉄御堂筋線(なかもず~千里中央両駅間)で、「さようなら大阪市交通局」「114年間ありがとうございました」というメッセージとかつての車両の写真を載せた「サヨナラヘッドマーク」を付けた車両を運行する。

 また、デジタルサイネージによる動画を新大阪、梅田、なんばの3駅と、御堂筋線30000系車両内のモニターで放映。19日午前8時~同9時には、梅田、心斎橋、なんば、天王寺の4駅と、大阪駅前バスターミナルでノベルティ(マスク)の配布を行うことも予定している。

市営交通の歴史を長さ20メートルのパネルで

 今月1日からは、長堀鶴見緑地線心斎橋駅の地下1階エレベーター前で、過去の写真を掲示する「大阪市交通局114年の軌跡 歴史パネル展」も行っており、1903年に開業した公営路面電車から、現在にいたるまでの市営交通の歴史を長さ20メートルのパネルで振り返ることができる。

 同局は「これまで市営交通を支えていただいた市民・お客さまに感謝を伝えられれば」としている。