健活10の始動について

大阪府・松井一郎知事が定例会見

司会:ただ今から知事の記者会見を始めさせていただきます。最初に知事からお願いします。

松井:まず健活10の始動についてです。大阪府の平均寿命と健康寿命の差は男性では約9歳、女性では約12歳となっています。大阪府では生活習慣の改善や、生活習慣病の予防など、府民の主体的な健康づくりにより健康寿命を延ばし、生涯を通じて心身共に健やかに生活できる、健康長寿の社会を目指すこととしています。

 このたび大阪府において、府民の健康づくりの機運醸成を図るために、健活10と題するキャッチコピーとロゴを新たに作成しました。健活10とは府民に取り組んでいただきたい10の健康づくり活動です。この活動が府民に親しまれ、身近な生活の場で実践されるように、市町村や民間企業と連携をしながら普及促進を図っていきます。

 2025年に大阪、関西への誘致を進めている万博においても健康長寿は大きなテーマであり、10歳若返る万博にしたいと考えています。今後、万博と健活10との相乗効果による機運醸成に向けて、8月から9月にかけて、府民参加型の健康づくりイベントを開催し、キャッチコピーやロゴを活用した啓発を実施いたします。さらに健活10を活用したPR動画等の作成に着手をし、大型広告ビジョンや電車の中の中づり広告、各種イベント会場での発信をしていく予定です。また、オール大阪の新たな取り組みとして医療保険者や事業者など、多様な主体との協働による健康寿命延伸プロジェクトや、大阪版健康マイレージの実施など、健活10を契機として府民の健康づくりをさらに充実をしていきます。

【中継録画】松井一郎・大阪府知事が定例会見(2018年8月8日)

河内長野市で自動運転による新たな移動サービスの実現に向けた事業が始動

 次に近未来の技術等の社会実験の採択について、大阪府河内長野市で共同で内閣府に提案をしていた、自動運転による新たな移動サービスの実現に向けた事業が本日、採択をされました。この事業は内閣府が地方公共団体に対し、AIやIoTの自動運転をはじめとする、近未来技術などを活用した地方創生に関する取り組みを公募していたものです。

 今回の提案内容は健康寿命の延伸等を目的としたスマートエイジング・シティの取り組みを実施している、河内長野市の南花台の地区などにおいて次世代の移動通信システムである5Gの社会を見据え、高齢者などに対する自動運転による新たな移動サービスの社会実装に向けた取り組みを行うものです。この取り組みにより、地域の公共交通の維持向上という点に加え、高齢者などの外出機会の拡大を図ることにより、健康寿命の延伸にもつなげていきたいと考えています。事業実施に当たっては今年5月に府と連携協定を締結した通信事業者であるNTTドコモさんや地域の交通事業者である南海バスさん、地元住民の皆さんなどで構成をする協議会を立ち上げ、今後、国と連携をしながら具体的な事業計画の策定をし、事業を進めていきます。全国を上回るスピードで高齢化が進展をする大阪において、こうした革新的な技術を活用して誰もが生き生きと活躍できる構築していくことが重要と考えており、今後この事業で得られた成果を他の地域の課題解決や2025年の万博にもつなげていきます。