採取した体長6〜8センチの天然遡上アユ(都提供)

東京都は、2014年の多摩川におけるアユの遡上調査の結果を発表した。 推定遡上数は541万尾に上り、2011年から続く大幅な増加傾向は今年も続く結果となった。東京都では「増加の明確な原因は明らかではないが、台風などで川の環境が変化し、産卵しやすくなったのではないか」としている。

都では、1983年から多摩川下流部でアユの遡上状況を調査している。今年は、3月17日から5月31日までの期間、多摩川河口から11キロメートルの地点で実施。定置網を設置し、午前10時から翌日の午前10時までの24時間に入網したアユの数を毎日、実測した。

推定遡上数の推移(都提供)

推定遡上数は、2010年までは、多い年でも100〜200万尾だったが、2011年は約800万尾に急増。2012年に至っては1194万尾に達し、過去の平年の10倍超にも上る遡上数となっていた。