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 THE PAGEでは先月25日、羽田空港船着場〜秋葉原・万世橋の「運河クルーズ」のニュースをお伝えしましたが、この記事へのアクセス数やSNSで非常に大きな反響がありました。それから3週間経った9月15日、このクルーズ体験を報道陣に公開するというので乗船することに。その様子をレポートします。

出発地点は秋葉原・万世橋

クルーズ船「ルーク号」(奥)と「かのん号」

 出発地点は、秋葉原・万世橋の船着場。これは85年前の1930年に完成したインフラだそうだそうです。乗船するのは、クルーズ船「ルーク号」と「かのん号」(ともに全長11.7メートル)。それぞれ40人乗り。報道陣約50人が、二手に分かれて乗船し、午後3時に船着場を出発しました。

[写真]神田川にかかる美倉橋

 家電量販店の看板をバックに、そして万世橋警察署を左手に見ながらゆっくりと岸を離れます。神田川を下っていざ隅田川へ。風が顔にあたってとても気持ちがいいです。

 鉄道や自動車からは見えない視点で船が進んでいきます。なんと言っても一番の違いは橋を下から見上げることでしょう。神田橋や隅田川、京浜運河にかかるいろんな橋をくぐりますが、その数は30以上になるそうです。神田川だけでも万世橋から柳橋まで7つの橋がありました。さすが水都ですね。

神田川・柳橋の船宿「小松屋」さんでは三味線を弾く女性が

 神田川も終わりに近づくと、最後の橋が柳橋です。ここには船宿「小松屋」さんがあります。1927年(昭和2年)からここで営業しているそうなのですが、そこには、なぜか三味線を弾く女性の姿が! こんな演出もいいですね。特に外国の方は喜ばれるのではないでしょうか?

 船は、神田川から隅田川に入ります。JR総武線が走って行く様子を船の上から眺めるのも面白いですね。遠くには東京スカイツリーも見えます。両国橋をくぐり抜けて、さらに下流に向かいます。

「帝都のツインゲート」のひとつ清洲橋

 「帝都のツインゲート」とも呼ぶべき清洲橋と永代橋が見えてきました。1923年の関東大震災のあと、帝都・東京の復興は橋梁から始まったと言います。隅田川にかかる橋のなかでも、これらの二つの橋は「復興橋梁の中核的存在」だとして、第一回選奨土木遺産(2000年)に選ばれています。