オリオン座見つけられますか?(写真提供:葛飾区郷土と天文の博物館)

 忘年会シーズンの12月、オリオン座を南の空高く見つけたことはありませんか? それは、終電ギリギリの証拠です。新年会シーズンの1月は21時~22時頃に南の空高く見えますので、まだ帰るのに安全な時間だということがわかるでしょう。

 星の動きは、太陽の動きと同じ。東から昇って、西に沈みます。星の動きをわかっていると、星の位置から時間を知ることだってできるのです。星で時間を知る…・…。ステキだと思いませんか? 冬の星は、明るい星が多く東京でも簡単に見つけられます。そんな明るい一等星が輝く星座を今日から順番にご紹介していきますので、実際に見つけてみてください。

 そんな星のナビゲーターを担当します、葛飾区郷土と天文の博物館でプラネタリウムの解説や天文事業などをしている、湯澤真実(ゆざわまなみ)です。

 今日から「東京で見える星たち」をテーマに連載をさせて頂きます。普段はプラネタリウムという空間でみなさんに星を見上げてもらいながらお話をしています。文字だけで伝えることははじめてですが、少しでも多くの人に星を見たいと思ってもらえるよう、精一杯想いを込めて書かせて頂きます。どうぞよろしくお付き合いください。

オリオン座、実際に見つけられますか?

3つの星が仲良く並んでるのがオリオン座の目印です(写真提供:葛飾区郷土と天文の博物館)

 どんな星座を知っていますか? と聞くと、たいていお誕生日の星座か「オリオン座」と答える方が多いです。お店や商品の名前にもよく使われたりするので名前だけを知っている方もいると思いますが、東京の夜空でも簡単に見つけることができます。まずはそんな有名なオリオン座をまずはしっかり見つけられるようになっておきましょう。

 まず特徴的なのは、3つの星が仲良く横に並んでいるところ。これが「三ツ星(みつぼし)」です。三ツ星の周りに4つの星があり、全体で見ると4つの星でつくる長方形の中に三ツ星があるように見えるはず。その星の並びがわかれば、オリオン座です。

 さて、それらを全部結ぶと、何の形に見えるでしょう? ギリシャ神話の中で狩人とされている勇ましいオリオンの姿に見えますか? 街中で見られる星の数では、人の姿というよりも砂時計やリボンもしくは蝶のような形とよく見られます。星座が生まれた時代、今よりももっと沢山の星が見えていたことでしょう。その時に星空を眺めていた人たちが思い思いに星座を描きました。もしあなたなら、今の星空を見てどんな姿を思い浮かべますか? 自分で見つけて描いた姿は、きっと忘れないはずです。

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