東日本高速道路(ネクスコ東日本)と中日本高速道路(同中日本)は、年末年始の首都圏を中心にした渋滞予測と対策を11月28日までにまとめました。それによると12月28日から来年1月4日までの8日間のうち、下り方面は12月30日と1月2日、上り方面は1月2日と3日に渋滞発生を予測。ピークを避けた高速道利用と事故防止を呼び掛けています。

【動画】年末年始や大型連休…高速道路の渋滞はなぜ起こる?

「10キロ以上」は12回予測

[写真]大型車のスペース確保も

 両社によると、下り方面では12月29日から1月3日にかけて10キロ以上と20キロ以上の渋滞を16回予測。特に1月2日は20キロ以上の渋滞1回と10キロ以上の渋滞6回を予測しています。20キロ以上の渋滞は12月29日にも1回、30日には2回ある見込みです。

 上り方面は12月28日から1月4日にかけて10キロ以上から30キロ以上の渋滞が36回。特に1月2日は30キロ以上の渋滞3回と20キロ以上が2回、10キロ以上は12回予測し、ピークとなります。

 1月3日はやや収まりますが30キロ以上1回、20キロ以上3回、10キロ以上6回と混雑が続きます。

 ドライバーにとってつらい40キロ以上の「特に長い渋滞」は、1月2日から3日にかけて以下の4つの道路の「上り」で予測されています。

<1月2日上り>
・東北道・加須(かぞ)IC付近、午後3時~10時。ピーク午後5時、40キロ。
・関越道・高坂(たかさか)SA付近、午後1時~11時。ピーク午後5時、45キロ。
・東名高速・大和(やまと)トンネル付近、午前9時~翌日午前2時。ピーク午後4時、55キロ。

<1月3日上り>
・東名高速・大和トンネル付近、午前9時~翌日午前0時。ピーク午後2時、45キロ。

前年よりは上りで12回減る予測

[写真]IC近くのレストランなども混雑が見込まれている

 前年度との比較では、10キロ以上の渋滞は下りで2回、上りで12回減る見込み。このうち30キロ以上の渋滞は上りで1回増えるとの予測です。ただし前年度は事故などの影響がありました。

 両社は、対策としてSAへの駐車場整理員の配置、臨時トイレの設置、大型車の駐車スペースの確保などを行います。

 ドライバーへの協力要請では、▽事故・故障時の適切な対応とやむをえず車外に出る場合の明確な合図、安全な場所への退避、通報、▽長時間運転を避ける、▽乗車前の車の点検、▽全席のシートベルト着用、▽渋滞時の追突事故の防止――などを挙げています。

 特に山間部などの高速道では、上り坂で速度が落ちて長い渋滞が発生することがあり、速度の維持を呼び掛けています。 

(高越良一/ライター)

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