小池都知事定例会見2017年1月27日(THE PAGE編集部)

小池:今度は観光でございますが、東京の観光振興のプランについてお伝えをしてまいります。題しまして、東京都観光産業振興実行プラン2017、長いですよね。ということで、ばしっとまとめましたのがPRIME観光都市・東京というわけでございます。最高の観光都市を実現するというテーマを掲げまして、さまざまな状況の変化に速やかに対応する。当たり前のことかもしれませんが。そして観光の振興という、観光産業というのは、まさしく成長戦略であって、日本にとって、東京にとって、ある意味、伸び代が大変大きいところでありますし、2020年東京大会に向けて、いろいろ整備を加速させていかなければならないということから、テーマとすれば大変大きな役割を担っていると思います。それを戦略的に進めていくというのがポイントであります。

 で、今回のこのPRIME観光都市・東京。このプランには、これまで観光分野の有識者の方々と積み重ねてまいりました議論を踏まえて、将来の目標の数値、その実現に必要なさまざまな施策も盛り込みまして、内容については毎年どんどん実情に合わせて、もしくは理想に、さらに高くするとか、そういったように毎年、更新をして、アップデートしていきたいと考えております。

 新たな数値目標なんですけれども、2020年の外国人旅行者の数を、これは東京を訪れる外国人、インバウンド観光客ですけれども、2500万人と、これを目標といたします。それから、よく観光の行き先として挙げられるのが、よく沖縄の島々であったり、京都、奈良なんですが、しかしながら、あらためて客観的に見まして、国内の旅行者の最大のデスティネーションというか、行き先は東京なわけですね。ということで、国内の旅行者数を6億人。そして、その消費額は6兆円とするなど、これ、とても野心的な水準になりますけれども、東京というのはそれだけ大きな可能性を秘めているといいましょうか、もともとそのポテンシャルのある観光都市であるということで、そこに磨きをかけるということであります。

 で、具体的な施策ですが6つの戦略に基づいてインバウンドの消費を取り込んで、観光事業者に対します支援を充実するとか、それからライトアップですね。それからアニメ、漫画、こういったいわゆる観光資源づくり。もうすでにあるものを、もっと磨きをかけて、見せ方にも工夫をするということでライトアップとか、それからプロジェクションマッピングなど、この東京都庁なんていうのは、そのための壁があるようなところもありますし、『宙船』も、わーっと知事室、目掛けて、がーっと突っ込んでまいったシーンもございましたけれども、このようにいろんな工夫をすることによって非常に価値が高まることが多いんですね。民間の手法なども取り入れながら、こういった観光資源をもっと磨いて、先ほど申し上げました、とても野心的な数字ではございますけれども、これを達成すべく、この実行プランを1つずつ進めていきたいと思います。

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