小池都知事定例会見2017年1月27日(THE PAGE編集部)

 東京都の小池百合子知事が27日午後2時から定例会見を行った。

 今夏の東京都議選の日程が6月23日告示、7月2日投開票と決まった。今週23日には、小池知事の政治塾を運営する「都民ファーストの会」が地域政党化され、4人の一次公認候補を発表した。

 今月29日には東京都千代田区長選(2月5日投開票)が告示。小池知事が支援する現職と自民党都連が推薦する新人の事実上の一騎打ちなどと報じられている。同区長選は都議選の前哨戦ともいわれている。

【中継録画】小池都知事が定例会見 豊洲補償スキームと千代田区長選

豊洲市場への移転の延期に伴う市場業者への補償スキームについて

小池:はい、どうぞ。

時事通信:それではよろしくお願いします。

小池:はい。それでは本日の定例記者会見でございます。いくつかご報告がございますが、その前に都議会公明党の木内良明氏、昨日、突然でございますがご逝去なさいました。衆議院時代もご一緒させていただいておりましたことも、これあり、現職で突然のご逝去に大変驚いておりますし、また残念に思います。謹んで哀悼の意を表したく存じます。

 それから移転、市場ですね。豊洲市場への移転の延期に伴いまして市場業者の方々に対します、補償スキームを策定いたしましたのでお知らせいたしておきます。昨年の11月に弁護士の鈴木五十三氏、この方を座長といたしまして検討委員会を立ち上げました。そしてヒアリングを通じまして事業者の実情をしっかりと伺い、つぶさに把握いたしまして、さらに過去の判例などを踏まえました検討を進めて、補償スキームのベースとして取りまとめたところでございます。補償の内容につきましては移転延期に伴いまして生じる具体的な損失、いわゆる積極的な損害を対象として、逸失利益などのいわゆる消極的損害のほうについては対象外といたしております。

 補償の対象項目ですけれども、1つ目は豊洲市場で投資した設備について、営業できない期間の価値が消耗した分、価値消耗分などとなっております。2つ目でありますけれども、築地市場での事業を継続するための老朽設備の修繕など、やむを得ず追加的に生じる費用でございます。それから3つ目、こちらは豊洲に導入した設備を、築地で使用するために生じる移設の費用でございます。すでに移設を見込んでいたことから移してしまったのをもう一度戻すという、それに掛かるコストでございます。

 こうした内容をベースにいたしまして、築地の業界団体の方々にスキームを提示させていただき、補償の実務を進めることといたします。今後、事業者向けの説明会、それから個別の相談を行いまして、4月以降に順次補償金の支払いを進めていくと、このような段取りになっております。いずれにしましても、これらをベースに当面、29年度末までの費用を盛り込んだ予算を、今後補正予算として第1回の定例会に提案することとなります。

 また財源についてでありますけれども、こちらは市場会計の保有資金であります、建設改良積立金の充当を予定いたしております。市場会計内で行うということであります。今回取りまとめました補償スキームをベースに、市場業者の方々に対しまして、公正、迅速、かつ誠実に補償を実施してまいりたく存じます。詳細につきましては中央卸売場が担当いたしております。

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