昨年末に閉店した東京・プランタン銀座跡に15日、商業施設「マロニエゲート銀座2」と「マロニエゲート銀座3」がオープンしました。午前10時30分の開店までに入口に並んだ買い物客は約千人。木村透社長は「今後は、銀座マロニエ通りの入口として存在感を高めたい」と述べ、初年度の売上高は165億円、来館者数は年間で566万人を目指します。

15日オープンしたマロニエゲート

 マロニエゲート銀座2は旧プランタン銀座本館、マロニエゲート銀座3は旧プランタン銀座アネックスの建物を改修して使用。テナントは、衣類や化粧品、カバン、アクセサリーの店など店舗数は計123店舗です。プランタン時代は店舗数が141ありましたが、テナントを減らした分、ゆったりとしたスペースを確保できるようにしましたといいます。

 マロニエゲート銀座2・3では、豊洲地区など臨海部で増えつつある若い夫婦層を新たな顧客として取り込もうと、フィッティングルームをゆったりとした広さで確保したほか、ベビーカーが通りやすいように、店舗間の通路を240センチから270センチに広げました。

マロニエゲート3

 授乳ができるスペースや、赤ちゃんと母親がゆったりと休憩できる椅子も用意し、ベビーカーが入りやすいような定食店を設置したということで、1歳になったばかりの娘と一緒に椅子で休んでいた母親(34)は、「授乳ができる部屋があるのはありがたい」と話していました。

 プランタン銀座は、読売新聞東京本社と三越伊勢丹が経営。フランスの百貨店「プランタン」と結んでいた商号・商標契約が終了し、2016年12月末に閉店。その後、三越伊勢丹が保有するプランタン銀座の株式を読売新聞東京本社が譲り受け、同社の単独株主となっていました。

(取材・文:具志堅浩二)

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