東京都の小池百合子知事が9月1日、都庁で定例会見を行った。冒頭発言では、1日午後3時から「公金支出情報の公開」をスタートさせたことや、2040年代の東京の目指すべき都市像のグランドデザインを取りまとめたことなどが発表された。

【写真】小池知事定例会見9月1日(全文2完)都民ファ質疑、鍛えられていくこと期待

2040年代の東京の目指すべき都市像のグランドデザイン

幹事社:ただ今から知事の定例会見を始めます。それでは知事よろしくお願いいたします。

小池:こんにちは。今日から9月、またよろしくお願いいたします。まず、本日は4本、お伝えするべきことがございますので、そちらから始めさせていただきます。まず都市づくりのグランドデザインについてまとめてみました。今回、2040年代の東京の目指すべき都市の姿、そしてその実現に向けた戦略や取り組みを示す都市づくりのグランドデザインをまとめましたのでお知らせいたします。これ子供、表紙。ごめんなさい。戻してください。表紙ができるだけ、2040年のその時代を担っていくようなお子さんをベースにした表紙といたしております。

 こちらは今年の5月に素案を公表いたしております。そしてその後、パブリックコメントを頂戴し、さらには区市町村への意見照会なども実施しております。加えまして2040年代の社会の中心を担う高校生の皆さんに出前授業を行いまして、さまざまなフレッシュなアイデアをいただいたところでございます。これらを踏まえまして、若い世代の方たちにも、自分たちが街をつくっていくんだ、その主体であるということを伝えて、今の時代を生きる人々が手を携えて都市づくりを進めていく、このことが重要だという思いを込めまして、東京の未来をつくろう、これをキャッチフレーズとしたところであります。

 グランドデザインの基本的な考え方は大きく3つございます。1つは将来を見据えた長期的な視点を持って工夫を加えながら新たな1歩を踏み出すということ。2つ目。これは環境への配慮が、environment、社会への貢献がsocial、都市のマネジメントという、これはgovernanceという言葉に代えますと、いわゆるESGという考え方があります。もう最近、ESGだとかSDGとかいっぱいありますけれども、東京都、こちらのグランドデザインではESG、これをベースにいたします。環境、社会そしてマネジメント、もしくはガバナンスということでございます。具体的にはこのESGの概念を元にして、例えばCO2を出さないゼロエミッション東京であるとか、それから東京を持続的に発展させることということになります。

 それから3つ目でありますけれども、インフラなど、都市のストックを最大限活用するということで、それをさらに伸ばすこと、これをベースにしております。で、私、何度もお伝えしておりますように、セーフシティ、ダイバーシティ、スマートシティというこの3つのシティ、これを実現する礎となる都市づくりを推進しようというものでございます。

この記事が気に入ったら「いいね!」をお願いします