東京都議会は5日、第3回定例会本会議を開き、副知事3人が退任し、新たに2人を起用する人事案など全知事提案を採択して閉会した。新副知事の一人は女性で、都の女性副知事は22年ぶり。

 また先の選挙で第1党となった地域政党・都民ファーストと、都議会公明党、都議会民進党が共同で提出した、家庭内などの私的な空間でも禁煙努力を求める、全国初の「子どもを受動喫煙から守る条例」案を賛成多数で可決した。都議会の政策に関する議員提出条例の成立は2011年以来になる。

 最終日の本会議では、現在4人いる副知事のうち、安藤立美、中西充、山本隆3氏が15日付で退任し、新たに政策企画局長・長谷川明氏(58)と会計管理局長・猪熊純子氏(58)を選任する人事案に同意した。都の女性副知事は、鈴木俊一知事時代に福祉局長だった金平氏(1991年~1995年在職)の起用に次ぎ、2人目。

 子どもの受動喫煙から守る条例は、「罰則なし、訓示条例とはいえ、家庭という私的空間に立ち入るもので拙速」と自民が反対意見を述べたが、「都民の議論が広がるもの」と共産なども賛成した。同条例は、子どもがいる自宅や自動車内の禁煙のほか、受動喫煙を防ぐ措置をとっていない施設に保護者が子どもを立ち入らせないことなどを努力義務としていて、来年4月から施行される。

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