浅草・仲見世通りのすぐそばにある「マルベル堂」は、昭和のアイドルや大スターたちのプロマイド専門店です。店頭に歌手の中森明菜さん、松田聖子さんのプロマイドを発見。手に取ると目が合って、見つめられているようです。これはファンの方にはたまらないだろうな、って思いました。

【写真特集】浅草・マルベル堂でプロマイド撮影 80年代アイドルになりきって

THE PAGE東京リポーター、吉井なえ(撮影:マルベル堂、武田仁)

 ここで販売しているプロマイドは、すべてマルベル堂専属カメラマンの撮り下ろし。現在は6代目となる武田仁店長がカメラマンを務めています。店舗から徒歩10分ほどの場所に撮影スタジオがあり、一般の人でもプロマイドを撮影してもらえる聞き、それならば私もと、80年代のアイドル風プロマイド撮影を体験させていただきました。

アイドルになりきれる衣装や小道具もいろいろ(撮影:志和浩司)

 スタジオの撮影スペースの横には、ヴィンテージワンピースやデニムジャケットなど、80年代に流行したレトロな衣装をはじめ、ローラースケート、クリームソーダ、ラジカセなど、昭和っぽい小道具がたくさん並べられていました。

 私はその中からドット柄のワンピースと聖子ちゃんカットのウィッグをお借りしました。更衣室には大きな鏡の前に整髪剤やヘアピンなどが置いてあり、自由に使えるようになっています。また、ウィッグを付ける際には、マルベル堂のアシスタントスタッフが丁寧に手伝ってくださいました。

大物スターが座ったという、レトロな椅子に座って(撮影:志和浩司)

 スタジオ撮影は成人式以来です。そのため、初めはどういった動きをすれば良いのかわからず、少し不安な気持ちもありました。しかし、カメラマンモードに入った武田店長が、「いいよ、すっごくかわいいよ」「ファンはアイドルの爪の先まで見たいんだよね、レモン持ってみようか」などポーズやタイミング、表情までわかりやすく指示していただけたので、楽しくアイドルになりきれました。

 マルベル堂の撮影方法は連写をしないスタイルで、ワンカットずつ会話を挟みながら撮っていきます。武田店長のテンポのいい冗談を交えたトークが面白くて、スタジオの空気は常に明るく、撮られている側の私も、緊張がほぐれ自然と笑顔になれました。

 撮影後にすぐにプリントしてもらい、写真を確認しました。思った以上に80年代アイドルしている自分にびっくり。今すぐ実家に帰って、母に見せたいって思うくらいに満足しました。

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