東京都の築地市場(中央区)の豊洲新市場(江東区)への移転問題で、都と市場関係者による「新市場建設協議会」が20日開かれ、豊洲市場の開場日を2018年10月11日に決定した。これを受けて、小池百合子知事は同日夕に会見を開き、2年遅れの開場になることについて、土壌汚染対策の盛り土がなかったことなどを想定しながら「開場後に発覚していたと考えると、むしろ混乱を防ぐことができた」「しっかりとした対策を踏まえた上で、開場日を迎えることの方が良かった。必要な時間だったと思う」と強調した。

会見する小池知事(2017年12月20日)

 市場関係者は、豊洲市場に対する小池知事の「安全宣言」を求めている。知事は「農水相に認可申請することは、安全だから認めてほしい、ということだから、それこそが安全の宣言になるのではないかと思う」と農水相の認可が「安全宣言」に相当するとの考えを示した。合わせて自らも「しかるべきときに安全安心な市場ということを発信する」とした。

 築地市場での営業最終日は2018年10月6日。同7日から10日までの4日間で引っ越しをすませ、11日に豊洲市場を開場する。