小池都知事が定例会見(THE PAGE編集部)

 東京都の小池百合子知事が、26日午後2時から定例会見を行った。

 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「【中継録画】東京都・小池百合子知事が都庁で定例会見(2018年1月26日)」に対応しております。

【中継録画】東京都・小池百合子知事が定例会見(2018年1月26日)

平成30年度の予算案の概要

小池:今のは業務連絡です。はい、すいません。どうぞ。

時事通信:それでは知事のほうからご説明よろしくお願いします。

小池:こんにちは。それでは本日、定例記者会見を始めさせていただきます。まずは大所で予算案について皆さま方にご報告、お伝えさせていただきます。平成30年度の予算案がまとまりました。その概要について発表させていただきます。

 おととし、知事に就任をしたわけですが、そのあともずっと東京の持続的な成長が日本の経済成長を牽引する原動力であるということを確信し、3つのシティを目指し、新しい東京をつくり上げるために東京大改革の取り組み、1歩1歩進めてきたところであります。世界は激動する、そして日進月歩で技術は革新が行われる。そういう中にあってこの歩みをより確かなものとして、都政をしっかりと前に進めていく、そのためには東京の今を生きる都民の皆さま方の目線に立って、東京の明るい未来への具体的な道筋を示す1つ1つの政策、そしてその実行力を担保する予算、これによっていっそうの磨きをかけていかなければなりません。

 そのために都議会各会派の皆さま、そして区市町村のご代表、それから各種団体の皆さま方からのご意見、ご要望に加えまして、ご承知のように都政史上初めてのことになりました、都民の皆さまからのご提案を施策の形成に生かす仕組みを取り入れたところであります。そして年明けから7日間にわたりまして知事査定を行って、そこで議論を尽くし、真に都民の利益にかなう予算案を練り上げてきたところであります。

 また、こうした予算を都民の皆さま方に分かりやすくお伝えするために、進化したメリーちゃん、ハリーくんを用いながら、メリーちゃん、ハリーくん。最近のメリーちゃん、ハリーくんが立って歩くという、だいぶ進化を遂げておりますけれども、それから都民の皆さんに分かりやすくするためにこういうポケット版の冊子を作ったところでございます。分かりやすさ、そして見やすさといった点で、前回からさらに工夫を重ねてきたところでございまして、ぜひご覧いただきたいと存じます。

 そして予算案の編成方針に具体的にご報告をいたします。まず平成30年度予算でありますが、将来を見据えまして財政の健全性を堅持しつつ、東京2020大会の成功、そしてその先の未来に向けて都政に課せられております使命を確実に果たしていく予算と位置付けております。

 第1にセーフシティ、ダイバーシティ、スマートシティ、この3つのシティの実現、そして新しい東京を生み出す、創出することを目指して、東京の持つ無限の可能性を引き出す取り組みを積極的に推進する。2番目に従来にも増しまして、創意工夫を凝らしてよりいっそう無駄の排除を徹底するなど、いわゆるワイズスペンディングで、都民ファーストの視点に立った取り組みを推進する。3番目に東京2020大会の開催準備に係ります取り組みを、着実かつ効果的に推進する。この、今申し上げました3つの柱、3つのポイントを基本といたしまして今回の予算編成に臨んだところでございます。

 次に予算案のフレームでございますが、一般会計の総額は2年ぶりのプラスで、7兆円台に乗っております。7兆460億円。全ての事業に終期、終わりを設けるということで、それに加えて客観的な指標、エビデンスベースによります評価を新たに実施するなど、事業評価の取り組みを強化いたしまして、徹底的に無駄を排除したことで、これは過去最高になります870億円の財源を捻出、確保したところでございます。その一方で3つのシティの実現に向けました施策には積極的に財源を配分しまして、こちらも最高となります、407件の新規事業を計上いたしました。このように30年度の予算案は見直すべきは見直す、それから投資すべき部分には投資をしっかり行う。前回以上にめりはりの利いた予算に仕上げることができたと、このように自負しております。

 今度は歳入の確保のほうをご覧いただきたいと存じます。歳入の約7割を占めているのが都税収入でございますが、好調な企業収益などによりまして5兆2332億円と、2年ぶりのプラスではございますが、28年度の決算に比べますとそこには届かない水準となっております。基金につきましてはオリパラの準備、それから3つのシティの実現などに向けて備えてあります基金、そこから4247億円を取り崩すこととしております。残高ですけれども、30年度末では約2兆1000億円となりまして、前年度に比べますと減少いたしますけれども、これは2020年大会などに備えてのさまざまな予測をしていたものでございまして、いわば想定内の状況ということがいえると思います。

 一方、都債でございますが、こちらの発行額は2107億円と前年度からさらに発行額を削減しております。グリーンボンドなども都債に入るわけですけれども、それでも都債全体は下げていると。都債の残高につきましては6年連続のマイナスということになります。それから都税収入でございますけれども、平成30年度の税制改正で、ご承知のように地方消費税の清算基準の見直しということがございまして、1040億円もの減収となるということと、平成31年度の税制に向けまして、新たな偏在是正措置を行うという考え方も示されております。これは東京23区内の大学における定員抑制という制度の改悪と言っていいと思いますが、まさしく東京の活力を奪う、国の不合理な措置だと、このように言わざるを得ないと思います。23区内の学生数の抑制については今日の某夕刊紙に書いておりますので読んでいただければと思いますが。

 これらの不合理な措置につきましては、都議会、区市町村、そして何よりも都民の皆さまと手を携えて、ここはオール東京で断固として反対の声を上げていきたいと考えております。今回、予算案の発表に合わせまして、こうした国の動きに対しては、都といたしましての反論をまとめました冊子も作成いたしました。これまでも、東京都というと何かと前の都知事の時代からも何千億と取られてきて、これまで30年間で6兆円、これまで都のお金というのが奪われているということ。

 納税者というのは、取られると、取られるというかな、そのときは非常に反論をされるんですけど、そのあとどうなってるかっていうのは意外とご存じないというか、知らされていないというか、そのところを私はしっかりとお伝えして、皆さんの税金はこうなっていますよということ、今日のこのようなブックを作るのも同じでありますけれども、それこそが都民ファーストではないかと考えるところであります。

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